絶対に許さない
Rバルバトスのキャラストを受けて書きました。
リジェネレイトしたキャラはメギドラルの意思に支配されやすそうだな、と。
目の前の光景を絶望と呼ばずして、何を絶望と呼べばいいのだろうか。
メギドラル側のソロモン王と対峙してすぐ、ソロモンは仲間から命を狙われた。幸い、ブネがすぐに気づき、怪我をすることも無かったのだが、仲間はブネの反撃により、瀕死の重傷で足元に転がっている。
「なんで……」
「よそ見をするんじゃねぇ! 前を見ろ!」
ブネの叱咤でようやくソロモンは自分を襲った仲間、バルバトスから目を離す。
状況は最悪だ。仲間のメギド、特にリジェネレイトしたメギドは何かからの支配に苦しみ、メギド72は敵ソロモン王が率いるメギドから襲われている。壊滅するのも時間の問題だ。
「撤退だ!」
「ちっ、そうするしかねぇな」
パイモンの判断に、ブネが吐き捨てながら応じる。そのまま、ソロモンが意見する暇もなく、ソロモンはパイモンに抱えられ、撤退を余儀なくさせられた。
「あいつが、あいつがいるわけないんだ……」
ソロモンを抱えるパイモンが、自身の混乱を抑え込むように呟く。
ソロモンは遠ざかる敵ソロモン王を睨みつけながら吼えた。敵ソロモン王はそれに反応するでもなく、自分が支配するメギドへ淡々とフォトンを送り続けている。
絶対に、絶対に許さない。